この記事では、上記のような疑問にお答えします。
✅ 土木歴10年(現役)の現場代理人。
✅ 3児(小学生2、幼児1)の父。
✅ 趣味でメダカを飼っている。
✅ 去年、空調服選びで失敗した。
今日は私達、『建設工事従事者』にとって必ず必要な『空調服(ファン付き作業着)』を徹底比較していきたいと思います。
そもそも、この業界に入ったばかりで空調服(ファン付き作業着)の必要性が解っていない方や、奥様に購入の説得がまだできていない方はこちらの記事を先に読んでみて下さい。
『空調服』とは「株式会社空調服」が開発した商品名で、この会社以外は『空調服』という名前で製品を売ってはいけない為、その他の会社は『空調風神服(サンエス)』や『エアークラフト(バートル)』等という独自の名前で販売しています。
とは言え、商品名とスペックが違うだけで、仕組み自体は大きな違いは無く、どれも専用の作業着にファンとバッテリーを取り付けて使用する仕組みになっています。
そこで今日はこの中から最も人気のある3つ、『空調服(株式会社空調服)』、『空調風神服(サンエス)』、『エアークラフト(バートル)』の今年(2022年)に発売されるモデルを比較し、どれが一番『買い』なのかを決めていきます。
私が昨年、購入したのはこちら、
バートル『エアークラフト2021年モデル』。
他と比較しても最強クラスの13V、各比較サイトを見ても風量・バッテリー容量共に軒並み高評価だったので迷わずこれに決めました。
後から気がついたのですが、このバッテリーを使って1日作業をしようと思うと『最強』と言っていた13v(70リットル/秒)は使えず、その下の10v(59リットル/秒)ですらなく、少なくとも午前中はその下の8v(48リットル/秒)で耐え忍ぶしかありません。
✖ 最大風速。
✖ バッテリーの容量。
〇 1日(最低7.5時間)使用に耐えられる電圧とその時の風量。
今日は、これを評価基準に入れた6項目を元に、基本性能を比較していきたいと思います。
外見 | 5.0 |
バッテリー容量 | 5.0 |
充電時間 | 5.0 |
最大風速 | 5.0 |
実稼働電圧(時間) | 5.0 |
価格 | 5.0 |
総合 | 5.0 |
冒頭から2021年モデルのエアークラフトを少し悪く書いてしまいましたが、今年(2022年)モデルは全く違ったものになっているので、その点も含めて見てみて下さい。
それでは、さっそくいってみましょう。
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外見
まず、外見は、人によって好みがあるとは思いますが、『エアークラフト』が一番良いと思います。
ファン、バッテリーもそうですし、ファンをセットする作業服もデザインが豊富で人気が高いです。
ただ、メーカーが違う作業着であっても『ファンが付かない』ということはあまりない(確認は必要)ので、もしかするとあまり重要なポイントではないかもしれません。
バッテリー容量(電圧)
バッテリー容量については、3社とも気にする程大きな違いはありません。
強いて言うなら『空調風神服』→『エアークラフト』→『空調服』の順番になるのですが、『空調風神服』と『空調服』が最大電圧が14.4Vであるのに対し、『エアークラフト』は18Vの出力を出す事ができます。
なので、この項目も『エアークラフト』の勝利です。
充電時間
充電時間は軽視されがちですが、地味に重要な項目です。
ファン付き作業着を毎日使っていると家で充電をするのを忘れ、絶望的な状況になる事がたまにあるのですが、その時に充電時間が短い程影響が少ないです。
これについては3時間で充電が完了する『空調服』に軍配が上がります。
朝イチに充電をしておくと暑くなってくる11時頃には満タンとまではいかなくとも、とりあえず使用できるぐらいにはなるでしょう。
『エアークラフト』、『空調風神服』が使用できるのは午後からです。
最大風量
最大風量は、17V電圧でぶん回せる『エアークラフト』の勝利です。
続いて『空調服』、少し差が空いて『空調風神服』と続きます。
ただ、いずれにしても最大風量で使用するとバッテリーが1日持たないので、予備バッテリーを持っている猛者以外は使わないことをおすすめします。
実稼働電圧(時間)
実際に仕事中に使用するであろう電圧も『エアークラフト』の圧勝です。
この12V電圧で7.5時間使用できるというのがものすごく大きなポイントで、去年(2021年)のエアークラフト13Vは『13Vで1日持たないので仕方なく10Vで使う』という選択肢しかなくてものすごく不満だったのですが、今年は見事に解消されました。
私的には、一番重要視している項目はここなので、これだけで多少値段が高くても買う価値があると思っています。
『空調風神服』と『空調服』はこの項目はどちらでもあまり変わりません。
※『空調服』の11Vゆらぎモードでは微妙に1日もたないので、午前中は8.2Vで凌ぐ等の工夫が必要です。
価格
価格に関しては『空調服』と『空調風神服』は同等ですが、少しだけ『空調服』の方が安い事が多いです。
『エアークラフト』はどうしても数千円程度、高くなってしまいます。
値段を重視する方は、『空調服』か『空調風神服』のどちらかを選ぶと良いでしょう。
ランキング
それでは、以上を踏まえてもう一度、ランキングを見てみましょう。
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番外編 楽天No.1の空調服ってどうなの?
※楽天市場のみリンクが貼ってあります。
こちらは、正直、値段に対するコストパフォーマンスはものすごく良いと思います。
ただ、注意しなければいけないのは、最大出力が7Vという事です。
風量は書いてないのでわかりませんが、恐らくMAXで『空調風神服の(中)』より少し弱いぐらいだと予想されます。
その状態で連続で9時間使用することができるので、『いざという時の爆風は必要ない』って方にとっては作業着付きで12000円と、値段も安いのでアリだと思います。
まとめ
今日は夏場の建設業にかかせない『空調服(ファン付き作業着)』について書きました。
私的には、『エアークラフト』→『空調服』→『空調風神服』の順位を付けましたが、人によって『何を重要視するか』は変わると思うので、この記事を参考に、あなたに合った1着が見つける事を願っています。
それでは、ご安全に。
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