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    【2022年】電子小黒板の使用に適したタフネススマホ比較

     
    電子小黒板の使用に適したスマートフォンについて知りたいです。

    この記事では、上記のようなお悩みを解決します。

    この記事を書いた人
     
    こんにちは、ジュンチャムです
    ジュンチャムってどんな人?
    ✅ 土木歴10年(現役)の現場代理人。
    ✅ 3児(小学生2、幼児1)の父。
    ✅ 趣味でメダカを飼っている。

    今日は、電子小黒板について書いてみようと思います。

    これを使うことで、自治体によっては工事評定点における創意工夫で加点になることから(事前に確認が必要)導入する企業が増えてきているこの『電子小黒板』

    本来であれば工事写真を撮影する度に持ち運ぶ必要があった小黒板が無くても現場の写真撮影ができるのでとても便利なのですが、1つ、大きな悩みがあります。

     
    泥のついた手で触るのに抵抗があります!!

    アプリ自体は、普段お使いのスマートフォンやタブレットにインストールすることができるのですが、私達がしているのはあくまでも『土木工事』、いつも私物のスマートフォンで写真を撮れる状態とは限りません。

     
    最悪、ドロドロの手袋のまま操作することになるので普段使っている自分のケータイで現場写真を撮影するのは正直、抵抗があります。

    そのため、現場写真撮影用の端末(スマートフォンかタブレット)を別で購入する必要があるのですが、今日はその、現場使用に耐えられるタフネススマホについてまとめていきます。

    ・現場使用に耐えうる最強のタフネススマホ端末を今から買うぞ!!
    もくじ

    現場用として使用する端末に必要な条件

     
    私が思う工事現場(土木工事)用として使用できる端末の条件は以下の通りです。
    現場用として使用する端末の条件

    ・耐久性(耐衝撃性)に優れている。
    ・防塵、防水機能に優れている。
    ・適度な大きさである。
    ・CIMフリーである。

    これは最低限必要です。
    現場カメラとして端末を使う場合、雨の日や、手に泥がついた状態で使用する事が多くあります。
    本物のカメラを使用する場合、電源ボタンとシャッターボタン以外触らないように素早く写真を撮ることもできたのですが、これがスマートフォン端末になると話は別です。

    必ずタッチパネルを使って黒板を操作する必要があり、すぐにドロドロの傷だらけになるだけならまだマシで、最悪壊れてしまいます。

    その為、現場で使用する端末は耐衝撃性だけでなく、防水・防塵性能も重要になってくるのです。

    あと大切なのは、携帯電話会社と契約しなくても買える、SIMフリーであるという事です。

    注意
    この記事では、現場カメラとしての端末の使用を想定しているので、各電話会社との契約が必要な機種(京セラ、TORQUE 5G等)は候補から外し、あくまでもSIMフリー製品のみを選んでいます。
     
    防水・防塵機能は、日本工業規格及び社会法人・日本電機工業会が規格化したIPという保護等級で表します。
    「防塵の保護等級は6段階、防水の保護等級は8段階」で表し、『IP68』が最高の保護等級です。
    保護等級の読み方

    例)IP-68 → 防塵に対する保護等級が6
    例)IP-68 → 防水に対する保護等級が8

    防塵性能

    等級JIS規格評価保護の程度
    0保護なし
    1人の手(φ50)などが内部に侵入しない
    2指先(φ12)などが内部に侵入しない
    3直径または厚さ2.5mmを超える工具、ワイヤー等の固形物が侵入しない
    4直径または厚さ1.0mmを超える工具、ワイヤー等の固形物が侵入しない
    5防塵形動作に影響を及ぼす以上の粉じんが内部に侵入しない
    6防塵形粉じんが内部に侵入しない

    防水性能

    等級JIS規格評価保護の程度
    0保護なし
    1防滴Ⅰ形鉛直から落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
    2防滴Ⅱ形鉛直から15°の範囲で落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
    3防雨形鉛直から60°の範囲で落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
    4防沫形いかなる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響を受けない
    5防噴流形いかなる方向からの水の直接噴流を受けても有害な影響を受けない
    6耐水形いかなる方向からの水の直接噴流を受けても内部に水が入らない
    7防浸形定められた条件で水中に没しても内部に水が入らない
    8水中形指定圧力の水中に常時没して使用できる
     
    耐久性については、国内に厳密な規格がないので、アメリカ国防総省で制定されたMIL規格の認証を受けているかどうかで判断するのが一般的です。
     

    MIL規格 (ミルきかく、: United States Military Standard) とは、一般的にアメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格を総称した表現である。ミルスペック(MIL-SPEC、(非公式に)MilSpecs)[1]、MIL-STD、defense standardとも呼ばれる。

    MIL規格 – Wikipedia

    おすすめのタフネススマホ・タブレット

     
    購入する前に一つだけ、注意が必要です。
    タフネス端末購入前の注意
    スマートフォンは機能が高くなれば高くなる程発熱が多くなります。
    タフネススマホは頑丈さ・防水・防塵性を高めるために、部品のつなぎ目はシーリングし、内部を密閉状態にする必要がある為、内部の発熱を抑える為に基本的なスペックを落としてあることを先に理解してから購入することをおすすめします。

    それでは、ランキングに移りたいと思います。

    No.1 DuraForce PRO 2(京セラ)

    『DuraForce PRO 2』は京セラの現場主義・高耐久スマホです。

    機種名duraforce pro 2
    サイズ約73.4 ×150.2×13.6mm
    重量約235g
    防水防塵性能防⽔(IPX5/IPX8)/防塵(IP6X)
    耐衝撃性能MIL-STD-810G Method516.7:Shock-Procedure IV
    バッテリー容量3,240mAh
    アウトカメラメイン(約1,300万画素CMOS)/ワイド(約800万画素CMOS)
    インカメラ約500万画素CMOS
    プロセッサ(CPU)SDM630/2.2GHz×4コア+1.8GHz×4コア
    メモリ(RAM/ROM)RAM:4GB/ROM:64GB
    管理人の評価

    評価: 4.7京セラのタフネススマホと言えば、au専売モデルの「TORQUE」シリーズが有名ですが、こちらはSIMフリーで使えるモデルです。

    防水防塵耐衝撃は最高基準で、公式の商品ページを見てわかる通り工事現場等、過酷な状況での使用を想定して作られており、現在多くの現場で実際に利用されています。

    トランシーバー機能にも対応している点も、好印象です。

    No.2 CAT S61(キャタピラー)

    『CAT S61』は我々にお馴染み、キャタピラーのAndroidスマートフォンです。

    機種名CAT S61
    サイズ約162.7×77.6×12.8mm
    重量260g
    防水防塵性能IP68
    耐衝撃性能MIL-STD-810G
    バッテリー容量4,500mAh
    アウトカメラ標準:約1,600万画素/サーマルカメラ:80×60
    インカメラ約800万画素
    プロセッサ(CPU)Qualcomm SD 630チップセット 2.2GHz
    メモリ(RAM/ROM)RAM:4G/ROM:64GB
    管理人の評価

    評価: 4.5こちらも京セラの『DuraForce PRO 2』に負けず劣らずの堅牢性を誇ります。

    水面下3mで1時間耐えうる防水機能や、1.8mからの落下に耐えうる優れた耐衝撃性能など、耐久性は折り紙付き。MIL規格(MIL-STD-810G)にも準拠しています。

    サーマルカメラやレーザーアシスト距離測定機能等、ユニークな機能が標準で入っています。

    No.3 TOUGHBOOK FZ-N1(パナソニック)

    『TOUGHBOOK FZ-N1』はパナソニックの現場用端末です。

    機種名TOUGHBOOK FZ-N1
    サイズ約74.0×156.0×16.3mm
    重量約274g
    防水防塵性能防⽔/防塵 IP66/68準拠
    耐衝撃性能MIL-STD-810G
    バッテリー容量3,200mAh
    アウトカメラメイン(約800万画素)
    インカメラ約500万画素CMOS
    プロセッサ(CPU)Qualcomm® SDM660 64bit 2.20 GHz x 4 + 1.80 GHz x 4
    メモリ(RAM/ROM)RAM:3 GB/ROM:32GB
    管理人の評価

    評価: 3.5国産のパナソニック製で、こちらも現場使用に耐えるように高い堅牢性を持っています。

    バーコードリーダーの機能がついていますが、建設業ではあまり使う事が少ない上に価格も上がってしまうので3位としました。

    No.4 その他、中国製メーカー

    管理人の評価

    評価: 3.0金額とスペックだけで見れば、他にも候補に上がりそうな機種はたくさんあります。

    こちらについては、もし実際に現場で使っている方がいましたら、使用感等を教えてほしいです。

    まとめ

    最近はタフネススマホは各社から出ていますが、メーカーとしての実績もあるCIMフリーのタフネススマホは実は多くなく、実際に私の周りでも使用しているのはDuraForce PRO 2かCAT S61のどちらかを使用している人が大多数です。

    現場カメラを電子小黒板に変更することで現場の効率が上がるだけではなく、発注者の評価にもつながるので、皆様も是非、この記事を元に現場用スマートフォンの購入を検討してみて下さい。

    それでは、ご安全に。

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