今日は最初の投稿ということで橋梁の基礎知識について勉強したいと思います。
目次.
- 本体
- 支承
- 伸縮装置
- 橋台
- 橋脚
- 基礎
1.本体
橋梁の中で、上を横断する車や人が通っている部分のことを本体と言います。橋の自重を支えるのはもちろん、人や車の通過や台風時の風の影響、地震による衝撃等、様々な条件に耐えられるように計算されて作られています。
2.支承(シュー)
橋台・橋脚と上部構造の間の緩衝材の役割をもっています。これがあることで様々な条件で発生する橋のたわみを吸収し、躯体へのダメージを最小限に留めることができます。
3.伸縮装置
支承と同じように、橋台・橋脚と上部構造の間の緩衝材として設置されています。橋の伸縮に耐えられる様、継ぎ目の部分には少し隙間をあけて設置します。
4.橋台(アバット)
橋と道路を繋ぎ、躯体の重量や背面の土砂を支持します。設計図面にはA1・A2等と表記されています。
5.橋脚(ピア)
役割は橋台を同じです。延長の長い橋の場合に橋梁の中間に設けられます。複数ある橋もあればもちろん無い橋もあります。設計図面にはP1・P2と表記されています。
6.基礎
橋台・橋脚の下の全ての重量がかかる部分です。橋が完成すると埋戻される為、普段確認することはできません。主に杭基礎・ケーソン基礎等の形状があります。
まとめ
今日は初投稿ということで橋の構造について書いていきました。これから橋梁長寿命化修繕工事について書いていこうと思っていますのでよろしくお願いします。
それでは、ご安全に。
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