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    土木作業員が最初に揃えるべき腰道具10選

     
    土木系建設会社で働き始めました。
    土木作業をする時に使う腰道具について知りたいです。

    この記事では、上記のようなお悩みを解決します。

     
    こんにちは、ジュンチャムです。

    今日は土木作業で使う腰道具についての話をします。

    土木作業はコンクリートを扱い、又、丁張等で釘を打ったり抜いたりするので使う腰道具は基本的に型枠大工が使う腰道具と似ています。

    その中でもまず最低限自分で揃えたほうがいい道具をまとめましたので紹介していきたいと思います。

    揃えるべき道具10選

    • 胴ベルト
    • 釘袋
    • 仮枠ハンマー
    • Sバール
    • 工具差し
    • コンベックス
    • 手のこ
    • 水平器
    • カッターナイフ
    • 鉛筆

    胴ベルト

    重要度 ★★★★★

    まず、必要なのは胴ベルトです。

    これが無ければ道具を腰にぶら下げることができません。

    種類は大きく分けてスライド式とワンタッチ式とありますがどちらを選んでも大丈夫です。価格はスライド式の方がワンタッチ式と比べて安く購入することができます。

    ホームセンター等でバックルの部分がプラスチック製の物も売っていますがそれはあくまでもDIY用としてはいいですが現場で重い道具をぶら下げて使うとなると耐久性が心配なのでアルミ製の胴ベルトを選ぶようにしましょう。

    ちなみに私が使用しているのはスライド式ベルト(黒)です。

    釘袋

    重要度 ★★★★★

    次に釘袋です。これは釘(少なくとも2種類)や手道具を入れておくための物で、これも必ず必要な道具です。

    物は好みでいいですが基本的には釘袋(仮枠)用を使用します。

    人によって大きめの電工用を使用している人もいますがあまりおすすめしません。 ↓こんなやつです。

    出入口が大きく開いている為、少しの段差をジャンプした拍子に大量の釘をばらまく事になります。

    なるべく深くて平べったい釘袋を選びましょう。

    ちなみに私はこれを使っています。

    これは少し価格が高いですが革がやわらかくて使い心地がかなりいいのでおすすめです。これに変えてから釘をばらまくことがなくなりました。(欠点が無いわけではなく雨の日に水を吸い込むとめちゃくちゃ重くなります。)

    このふくろ倶楽部と言うメーカーには1万円以上する超高級釘袋もあるのですがさすがにそこまでは必要ないと思います。

    仮枠ハンマー

    重要度 ★★★★★

    次にハンマーです。土木作業では釘を打ったり抜いたりするのでその両方ができる仮枠ハンマーを選びましょう。

    仮枠ハンマーと言っても色々な種類があります。先端の材質、柄の材質と長さ、打込部のすべり止めの有無の他、手が入らない狭い部分でも釘が打ち込めるようにマグネットがついているもの等、様々です。

    このハンマーの選び方の重要度は人それぞれですが 1.柄の長さ、2.柄の材質、3.先端の材質、4.すべり止めの有無、5.マグネットの有無 の順だと私は思うのでこの順に説明していきます。

    1.柄の長さ

    柄の長さは初めて道具を買う人であればだいたい390mmぐらいのものがいいと思います。

    人によっては450mmのものや600mmの長さのものを使用している職人もいますがそれなりにミート力が必要になり、初心者が使用するとまともに釘をうつことができません。又、移動したりしゃがんだりする時に邪魔になってかなり気を使います。

    ただ、きちんと釘にミートできるなら遠心力を多く使える為、長ければ長い程軽い力で釘を打てるようになります。

    逆にあまりにも短いハンマーはミートしやすいですが遠心力がきかせられないので余計な力が入り釘が曲がりやすくなります。

    2.柄の材質

    柄の材質は主に鉄、グラスファイバー、木製が多く使用されます。

    初心者には鉄製やグラスファイバー製のものが先端の抜け等の心配がなく、手入れもほとんど必要無い為、おすすめです。

    逆に木製柄は頻繁に先端が緩んでグラグラになったり木の持つ部分がガサガサになったりするのを直しながら使用する事になるのできちんと手入れできる人向けです。

    しかしきちんと手入れできるなら木の柄は軽く、少しの力でハンマーを振る事ができるので抜群に使いやすいです。

    又、加工も容易で自分の手に合った太さや形、長さにすることもできるのでゆくゆく道具にこだわるなら木の柄に挑戦するのもいいかもしれません。

    3.先端の材質

    先端の材質は主に鉄、銅、ステンレス等があります。

    打ち込みによる感覚の違いはほとんど無く、少なくとも私にはわかりません。

    なので基本的に見た目の違いなので好みで大丈夫です。

    大体の人は鉄製を使用しています。ステンレスは錆びにくいですが価格が高いです。現場で使用していると少しうらやましそうな目で見られます。銅はきれいな色ですが手入れを怠ると錆びます。そしてかなりの少数派です。

    4.すべり止めの有無

    すべり止めの有無は正直どちらでもかまいません。

    強いて言うなら関西圏は止め無し、関東圏は止め有りが主流と何かで聞いた事があります。(うろ覚えなので逆かもしれません。)

    私はセパ穴にモルタルを詰める時ハンマーを使用するズボラな性格なので止め無しです。

    5.マグネットの有無

    マグネットハンマーはハンマーの先端のマグネットに釘を固定して左手で釘を支えなくても釘を打ち始める事が出来る優れものです。

    ハンマー分の隙間しかない場所に釘を打ちたいときに便利です。

    が、私のハンマーにはついていません。

    ちなみに私は全く同じではありませんがこんな感じのハンマーを使っています。

    ステンレス・止め無し・小・木柄450mmです。

    Sバール

    重要度 ★★★★☆

    仮枠ハンマーでは狭くて抜けない釘を抜く時に使用します。

    かなり使用頻度が高いですが使用感はどれもほとんど同じなので好みの色で決めていいと思います。

    長さは300mmぐらいがいいです。

    工具差し

    重要度 ★★★★☆

    仮枠ハンマーやSバール、ラチェット等を差しておく道具です。

    これが無いと釘袋に全ての道具を入れるしかなくなるのであったほうがいいです。

    3つぐらい穴がある物をおすすめします。

    コンベックス

    重要度 ★★★★☆

    物の長さを測る道具です。土木作業をしていると長さを聞かれることがよくあるので安物でもいいので持っておくと良いでしょう。

    高い物にはステンレス製の物があり、耐久性がかなり高いと言われているのですがそれなりに値段も高く、又、土木作業みたいに泥だらけの環境で使用する場合高価な物でもすぐ壊れたりするので私は500円ぐらいのものを常に3つぐらい持っています。

    手のこ

    重要度 ★★★★☆

    丁張板や桟木等のちょっとしたものを切るのに使います。

    タジマとかシャークとかいろいろあって使用感はどれも変わらないのですが何故かシルキーのゴムボーイの使用率が高い気がします。

    水平器

    重要度 ★★★☆☆

    水平を見る道具です。

    長すぎると邪魔になり短すぎると使いにくいです。

    300mmぐらいのものがいいと思います。

    よく使いますがおそらく現場にあると思うので必ずしも自分で買わなくても何とかなるかもしれません。

    カッターナイフ

    重要度 ★★★☆☆

    たまに使います。

    そんなに高価なものではないので買っておくといいと思います。

    大型刃のものを買いましょう。

    鉛筆

    重要度 ★★★★☆

    型枠や丁張に印をしたりメモをとるときに私は基本鉛筆を使います。

    ボールペン等でも良いのですが現場で仕事をしているとすぐ壊れたり無くしたりするので鉛筆の方が使い勝手がいいと思っています。

    鉛筆なら最悪バックホウに踏まれて真っ二つに折れても使う事ができます。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    今日は土木作業員が最初に買うべき腰道具と言うことで書いてみました。

    最初から全てを揃えることは予算的にも難しいと思うので毎月1つづつでも買い足してすこしづつ揃えていくと良いと思います。

    それでは、ご安全に。

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